セルフカレッジ

環境を調えるというアクティベーション・スキル

人は絶えず周りからの刺激に反応しながら生きています。憧れているアスリートが活躍する姿を見れば、「よし俺もいつかはあんな大活躍をしてみせるぞ」と気持ちは一気にフルネス・ステートへと変化します。どんなものを見て、どんなものに接しているのかによって心の状態は大きく影響されるので、自分をどんな環境に置くかという選択によって自分の心のフルネス度が変わります。

どんな環境を自分に与えていますか?
  • 毎日過ごす場所(家、自分の部屋など)でフルネスになりやすい環境作りはしていますか?
  • ライバルたちと切磋琢磨できる環境にいますか?
  • 憧れや目標をより強く、強固なものにできる環境にいますか?
  • 気分転換できる環境はありますか?

自分をフルネスに導く環境づくりの例

  • いつも過ごしている部屋には憧れのアスリートの写真が飾りましょう。
  • 勇気の出る言葉や座右の銘、目標などが目につくところに貼りましょう。
  • この場所に行くとリセットできる場所を作りましょう。
    夢や目標を忘れて頭をリラックスできる場所も必要です。
  • 部屋は整理整頓しましょう。
    快適な空間で過ごすことは心をフルネスに保つために必要です。散らかった部屋で過ごしているとアンフルネスに傾きやすくなってしまいます。
  • 見るとフルネスになれる映画や写真、聞くとフルネスになれる音楽などをすぐに見たり聞いたりできる状態にしておきましょう。
    フルネス度が低下してきたら芸術や思い出に助けてもらうことも重要なアクティベーションスキルです。
  • フルネス度をアップしてくれる人とできるだけ長い時間過ごしましょう。
    目標になる人、尊敬できる人、大好きな人、ライバルのそばにいるとフルネス度が上がりやすくなります。
  • その場所に行くと身が引き締まるという場所はありますか?
    レモンを見るとつばが出るように、人間には条件反射というものがあります。自分のフルネス度をアップしてくれる場所を見つけたら、その場所ではフルネスな感覚にたくさん浸るようにしましょう。

短距離走-スタート前

心をフルネスに保つためには、考え方を見直したり、行動を見直したり、イメージ力を見直したり、体調を整えたり・・様々な方法がありますが、自分がフルネス化しやすい環境に身を置くこともとても重要な要素です。今自分がフルネス度をアップしやすい環境にいるかを点検し必要があれば見直してみましょう。