心をフルネスに導く要素

カウンセリングアドバイザー自分の心の状態は自分で決めることができます。
そのためには心の状態に影響を与える要素を上手に使う必要があります。

心の状態に影響を与える要素とは、認知の癖、体の状態(表情、体調、姿勢など)、行動の癖(態度、言葉の使い方)、獲得スキル、感情・感覚回路の強度、防衛策(考えや行動の癖に含まれる)です。

ほとんどの人はこれらを環境、出来事、他者から受けた心の状態を表現するために使ったり、それによって起こった結果だと受け入れてしまいます。

しかし、それでは外部要素(環境、出来事、他者)に反応しているだけです。
外部要素に自分の心を支配されているということを意味します。

フルネス・エクスプレッションで過ごすというアクティベーションスキル

フルネス・エクスプレッションで過ごしていると「顔や体からフルネスの時の感覚」が脳の感覚野というところに伝わります。
感覚野からは脳の他の部分へ信号が出され、フルネスでいる時に使う部分が活性化されます。
これによりフルネスな感情や思考が生まれてきます。

どんな人でも実際にやってみることでフルネス度がアップしますので、フルネス・エクスプレッションを意識して使うことで、心の状態をフルネスに導く経験を繰り返し体験することができるのです。この体験はアクティベーションスキルへの自信と確信を深めていくことに役立つでしょう。

またフルネス・エクスプレッションには表情以外にも姿勢や仕草なども含まれます。
アンフルネスな時には背中を丸めて下を向いて仕草が小さくなったりしますし、フルネスなときは背筋を伸ばして大きなジェスチャーを使って相手と話したりします。

どんな姿勢や仕草が自分のフルネス度をアップするのかを普段から観察して使いこなしていきましょう。

フルネすエクスプレッション

自分のフルネス度をアップするために、どんなフルネス・エクスプレッションをすれば良いかを知っていて、それを実践できることが大切です。
表情、姿勢、仕草を状況や出来事への反応によって決めるのではなく、自分の意思で選択するというアクティベーションスキルを磨いていきましょう。