メンタルを強化するために効果的なスキルとしてイメージトレーニングがあります。
イメージ力にはイメージの中で視覚、聴覚、身体感覚をできるだけリアルに感じたり、その感覚を操作例えば再生スピードや色合い、対象の大きさや音の大きさや数、暖かさ、冷たさなどをコントロールして、そのイメージから受ける感覚を操作したりします。
潜在意識は言葉そのものの意味や論理からの影響より、イメージや感覚からの影響の方が大きいのでイメージトレーニングを用いることがとても効果的なのです。
イメージングの基本
イメージングの効果については前回説明しました。今回はイメージングの基本的なやり方についてご説明します。

イメージの基本要素
- 視覚
- 聴覚
- 身体感覚(味覚、匂い、皮膚感覚など)
イメージの基本的な要素は上記の3つです。1~3を順番にできる限り、詳細に丁寧にイメージしていくことが大切です。例えば、野球で大活躍している様子をイメージしてみましょう。
【練習課題】
- 周りをぐるっと見回して何が見えますか?
バックネット、青い空、芝生、相手投手の緊張した顔、風に揺れる旗など - 耳を澄まして・・・何が聞こえますか?
応援団の声、風邪の音、飛行機が飛んでいく音、グランドを踏みしめる音など - 体に何を感じますか?
頬をくすぐる風、握ったバットの感触、土の匂い、汗の流れる感じなど
直接関係なさそうに思うものもできるだけ詳細に思い浮かべましょう。
メンタルタフネスはメンタルトレーニングで実現できます。
心の強さ≠生まれ持った性格 → 心の強さ=スキル+身につけた考え方
メンタルトレーニングを通してメンタルタフネスを手に入れよう。