感情や感覚、思考を育むこと

感情や感覚、そして思考を含めた性格を「生まれ持ったものだから変えられない」と考えている人は多いものです。
もちろん先天的に感情や感覚の強さには個人差がありますが、運動神経や体つきと同じように、かなりの割合で変化が起こるものです。後天的な割合が強い思考はなおさらです。

生活習慣や環境、人間関係、経験あらゆるものが感情や感覚、思考に影響を与えています。
様々な条件によって選べない人もいますが、それらの多くは自分の意思で選ぶことができるものですし、それらと関わった時に浮かぶ思考についても、やり方さえわかれば自分で選べるようになります。
つまり感覚や感情、思考を含めた性格は、ある程度自分で選ぶことができるということです。

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そして選んで使った感情や感覚、思考も筋力力や持久力などの身体的な変化と同じように強化されていきますので、強化したい感情や感覚、思考を積極的に使うことで自分の性格をある程度理想に近づけていくことができるのです。
つまり感情や感覚、思考(性格)は「持って生まれた固定的なもの」ではなく、かなりの部分自分で選び育むことができるということです。
大好きな自分として生きていく最も大切なことは、自分がどんな感情や感覚、思考を育てていきたいかを自覚して、それを育てる取り組みを続けていくことなのです。