苦しみを生む自動思考

自動思考は認知行動療法の用語で、何かの折につけ自動的に頭に浮かんでくる考えのことです。この考え方のパターンが人の言動の基本になっていて、それが不利益をもたらす場合は見直す必要があります。強すぎると不利益をもたらしてしまう典型的な自動思考のパターンを紹介していきたいと思います。

もし思考

「もし…だったら?」とあれこれ自分に問うが、どのような答えにも決して満足できないこと。

もし思考の例
  • でももし辛い事があったら?
  • もし、息ができなくなってしまったら?
  • もし、飛行機が落ちてしまったら?
もし思考
人生を生きていると何があるかわかりません。


  • 絶対につぶれないと思っていた大会社がつぶれてしまった。
  • 交通事故に遭って歩けなくなってしまった。

予想もしていなかった出来事に出合い翻弄されてしまうこともあるでしょう。しかし、こうした予測不能な事態を、全て想定して完全に安全な状態を作り出さなくてはいけないと感じてしまう人がいます。この思考が強すぎると、何をしようとしてもネガティブな可能性に怯えることになって何もできなくなってしまいます。

行動しないことで折角のチャンスや学び、成長の機会をなくしてしまいます。

こうした傾向が強い人は・・

以下でご紹介している技法を使って思考を検討してみると良いでしょう。

生産的な心配と非生産的な心配の検討