なだめ行動

カウンセリングアドバイザー

防御反応(固まる逃げる戦う)が必要な状況の後、人は必ず「なだめ行動」をします。
なだめ行動とは危険や不快な出来事の後、気持ちを静めるための行動だからです。
自分の心身の状態を通常に戻すきっかけとして行うのです。

反対に言えば、相手を観察してなだめ行動を見つけることができれば、相手の心の中に起こった、怒り、不快、緊張などの感情に気づくことができるようになり、その気持ちが強くなる前に労うことができるようになります。

不必要なトラブルを予防することにつながりますし、ひいては相手の考えや価値観を上手に理解し、良好な人間関係を構築することにもつながります。

なだめ行動のシグナル

困った・考える女

なだめ行動を行う前に

  • 身をそらす
  • 顔をしかめる
  • 腕を組んだり緊張させたりする

などの仕草を起こすことが多いので、これらの仕草とセットになったなだめ行動のパターンを起こした場合、相手が不快を感じている確率がグーンと高くなります。

また同じ状況になると同じなだめ行動のパターンが繰り返される場合も要注意です。
例えば「◯◯さん」の名前を口にする度に、相手が首元や口に触れるという行動を繰り返すなどのなだめ行動のパターンを繰り返す場合、その人を思い出すいことによって感じる不快を緩和するためになだめ行動をしていると推測できます。

このように同じ状況になると同じなだめ行動のパターンが繰り返される場合、「相手がその状況をどうして不快に感じるのか?」について推測し、必要な場合は対処(理由を聞き出す、話題・状況を変えるなど)をすることが、より良い人間関係を作り上げていくことに繋がります。

なだめ行動を理解し、察知することは「相手の嘘や隠しごとに惑わされない」、あるいは「自分の言動が相手を不快にさせることを予防(最小限にする)」ために役立つからです。