腕で縄張りを主張する
腕を使って縄張りを主張する場合もあります。
バスや飛行機の座席で肘掛を奪い合のは、縄張りの主張行動の一つです。縄張りの大きさはその人の権力と関係しているため、縄張りを主張することで様々な揉め事が起こります。
しかし、縄張りの主張は生き物にとって重要なことなので、どうしても縄張りを主張してしまうのです。
自信がない人や地位が低い人より、自信がある人や地位が高い人の方が、縄張りを広く主張する傾向があります。
自信たっぷりの男性は、椅子の肘かけからはみ出した腕で、ここは自分の縄張りだと周囲に主張したり、デートの時、まだ付き合ってもいない女性の肩に腕をまわして、「この女は俺のものだ!!」と主張します。
また、会議室などでテーブル席に着くと、テーブルに腕を置いたり、ブリーフケースやカバン、書類などを広げて縄張りを主張する人は、大抵地位が高い自信家です。
反対に、会議室のテーブルで、肘を体にビッタリくっつけて、腕を両足の間に垂らして座っている人は、その組織では地位が低く、弱者として扱われていると考えられます。
こうしたノンバーバルは弱さと自信のなさを伝えるメヅセージを送ってしまうので気をつけましょう。
[cft format=1]
[cft format=2]