強すぎる運命の先読みを調整しよう
運命の先読みとは確実な根拠もなく、物事がますます悪くなるとか、危機が迫っているように未来を予測することをいいます。
様々な情報から未来を予測し対策をたてることは、より良い未来を手にするためには大切なことです。しかし、様々な情報の中からネガティブな側面ばかりに焦点を当ててしまうことで不安や焦り、恐怖心などを必要以上に強く感じてしまうので、必要な対処を取れなくなったりチャレンジできなくなってしまいます。
この傾向が強すぎる人は、以下の方法を試してちょうど良い強さに調整してみましょう。
運命の先読みを調整する方法
- 現在予測したネガティブな状態になることについて確信度を数値化してみましょう。
0~100% - その考えに影響された場面に伴う感情とその強度を数値化してみましょう。
0~100% - 予測している事を具体的にしてみましょう。
いつ、どこで、何が起きると予測しているか? - 損益分岐をしてみましょう。
未来を予測して心配する事で、悪い事が起きるのを防げそうですか?
未来を予測して心配する事で、自分を守れそうですか?
未来を予測して心配する事で、不安や恐怖の感覚が強くなって、自分の考えをコントロールできなくなってしまいませんか?
- 現在予測していることを支持する根拠と支持しない根拠の検討、及び根拠の妥当性について検討してみましょう。
- 認知の癖の分類をしてみましょう。
- 予測したことが事実になったかを検証する方法について検討してみましょう。
- 下向き矢印法を行って本当は何を恐れているのか、不安なのかをより深く検討してみましょう。
- 毎日20分間、次の文章を繰り返してみましょう。
自分が何をしても、悪いことが起きる可能性は常にあるものだ - これまでの予測が間違っていた事があるかについての検討してみましょう。
- 最も恐れている最悪の結果(まぼろしの恐怖)を具体的に書き出してみましょう。
最悪の結果としてどんな事が予測されるか?
最高の結果としてどんな事がありえるか?
最もありそうな結果としてはどのようなものが考えられるか?
について検討してみましょう。(連続法)最も恐れている結果を詳細に書き出してみましょう。
最悪の結果を予防するためにできることを全て書き出してみましょう。最悪の結果をイメージして、それをストーリーとして言葉に出して語ってみましょう。
これを毎日20分繰り返しましょう。
- 起こりうるポジティブな結果を3つ挙げて詳細に書き出してみましょう。
そして、どのようにすれば、その結果を実現させられそうかを検討して書き出し、具体的なストーリーとして言葉に出して語ってみましょう。