人間相関図解明シート
問題が発生した時、その問題に関わる人物を書き出し、その人たちの関係性や特徴・癖・好みなどを書き出して図解化してみましょう。
人が頭の中で一度に考えらえることには限界があるからです。書き出すことで頭の中だけで考えていても見つからない関係性やその問題の解決の糸口が見えてきます。問題解決法や代替思考の案出などと併用して問題解決に役立ててください。
人間はたくさんの事を考えますがワーキングメモリーという一時記憶に蓄えられる記憶の量には限りがあり、個人差はありますが一度にたくさんの事を多面的に考えることはできないのです。
頭の中のワーキングメモリーを補助し、多面的に色々な角度から問題を捉えるためには「外在化」という作業がとても有効です。
外在化の効果
外在化を行う過程で「自分自身がその人物に対してどういう評価をしているのか?」「自分自身がその人物にどう思われたいのか?」など普段は明確に認識していない事態を言葉として把握できるので、自分の振る舞いを決める基盤を作ることにも役立ちます。少々面倒くさいと思われるかもしれませんが、外在化することで同じ問題を考える回数が激減し効率的に対策を練ることができるようになるでしょう。