普段の心の使い方が大切!!
使いたい心意識していますか?
いざという時に理想の自分でいる(フルネスを保つ事ができる)ために大切な事は、普段の心の使い方です。
- 普段から走り込みをしていない人はフルマラソンを完走する事は出来ません
- 普段から重いウェイトを上げるトレーニングをしていなければ、ウェイトリフティングで記録は作れません
- 普段からサッカーの練習をしていない人はサッカーの試合で活躍できません
普段からしていない事を突然やろうとしても「うまくできない」のです。多くの人がこの事を当然だと受け止めてくれるはずです。
しかし、これが心の問題になると受け止め方が変わってしまう人が多いのではないでしょうか?
- いざという時に弱気になってしまった僕は情けない
- 本番になるとビビって何もできなくなってしまう自分って弱いなぁ
- 大切な場面であの人を裏切ってしまった。なんて卑劣な人間なんだ!!
いざという時の「弱さ」「ビビってしまう事」「卑劣さ」を自分の人間性や遺伝的要素のせいだと考えてしまっていませんか?
- 追い込まれたあの場面で120%の実力を出せるなんて、本当にすごい人だなぁ~
- 本番にを楽しめるなんて、あの人は天性の明るさがあるんだなぁ~
- あんな場面で他人のことを思いやれるなんて、なんて優しくて強い人なんだ!
ここぞという時に「強く」「明るく」「優しく」入られる人は特別だと思っていませんか?
最高のパフォーマンスを出して、望んだ結果を手にするためには心の状態をフルネスに保つ必要があります。
心の状態に影響する感情や感覚は繰り返し使う事で次第に強化されていきます。
ポイント
体のトレーニングと同じで、普段から使いたい心をたくさん使ってトレーニングをし、その心を強化しておかなければ、いざという時に使えないのです。
- チームメイトや同僚の失敗で「イライラ」してしまうなら、普段から「感謝する」という心をたくさん使いましょう。
「感謝の感情や感覚」が「イライラの感情や感覚」より強くなれば、チームメイトや同僚の失敗を見ても穏やかで感謝する事ができるようになるでしょう。 - 人の成功を妬ましいと思うのなら、誰かのために「愛情」を注ぎましょう。
「人のために尽くす感情や感覚」が強化されれば、「妬ましい感情や感覚」はあまり感じなくなるでしょう。 - 本番になると動揺して実力が出せないなら、普段から穏やかな感覚をたくさん使いましょう。
「穏やかな感情や感覚」が強化されれば、「不安や緊張の感情や感覚」はあまり感じなくなるでしょう。
普段から意識しましょう
- どんな心を強くしたいですか?
- 普段からその心をたくさん使う工夫をしていますか?
- その心をたくさん使える環境に身を置いていますか?
今の自分の心(感情や感覚)は、これまでの経験から使った感情や感覚の種類と量によって、強い感情や感覚と弱い感情や感覚の差が生まれています。心の状態を維持し、自分の最高のパフォーマンスを引き出し、最高の結果を手にしたいなら、いざという時だけでなく、普段の心の使い方の重要性を理解してください。そのことがわかれば自分の力で最高の自分を作り出す事ができるという事が分かるはずです。