インフルーエンスパワー

自分の周囲の人間、自分が関わる組織の人間の力を最大限に引き出し最高のパフォーマンスを残すためには、自分がフルネスな状態を維持できるだけでなく、自分の周囲や自分が関わる組織の人間をフルネスに導いていく必要があります。

アクティベーションスキルには自分自身をフルネスにするセルフカレッジのスキルだけではなく、周りをフルネスに導くインフルーエンスパワーというスキルも存在するので、ここからはインフルーエンスパワーについて検討していきたいと思います。

パフォーマンスを向上する要素

パフォーマンス(成果、結果)の構成要素には、技術、スキル(競技、開発、育成など)、マインド(心の状態)があるのでパフォーマンスを向上させたいなら技術やスキルの向上だけを考えてもうまくいきません。パフォーマンスはマインドの影響を受けるからです。

パフォーマンス・レベル≒先天的性質+基礎レベル✖️心の状態

パフォーマンスを向上させたいのであればマインドへの働きかけが必須なのです。相手のマインドに働きかけることができるようになれば、相手がフルネスに傾いて自分自身もさらにフルネスな状態へと導くことにも繋がるでしょう。

インフルーエンスパワー

フルネスを生み出す好循環
  1. 自分自身をフルネスに導くセルフカレッジ
  2. 技術・スキルを向上させる指示力
  3. マインドをフルネスに導くインフルーエンス・パワー

の3種類の力が必要です。

これらをバランス良く磨いて実践することが、個から全体、全体から個へというフルネスの波を共有することにつながります。「あの人の所にいると、なんか元気なる」「あの人といると、なんかやる気になる」というのは、その人に「セルフカレッジ」と「インフルーエンス・パワー」というアクティベーションスキルが備わっているからです。

セルフカレッジのスキルを磨き続けながら、インフルーエンス・パワーのスキルも磨いて周囲・組織の最大のパフォーマンスを引き出す力を身につけていきましょう。

※技術・スキルを向上させる指示力については触れません。ここからはインフルーエンスパワーについて検討していきます。