セルフカレッジ
イメージ力というアクティベーションスキル
イメージ力はかなり大きな個人差があるアクティベーションスキルです。しかしイメージを自由に操れるようになると、自分の意志でイメージを操っていつでも、どんな時でもフルネス・ステートに自分を導くことができるようになります。イメージ力というアクティベーションスキルを向上させることは、パフォーマンスを大きく向上させることに繋がります。
優秀なアスリートは、どんな時でもイメージする能力を有しています。うまくいかない練習のときでも、それを乗り越えて成長した自分自身のイメージを創り出すことが上手です。しかしイメージ力が弱いと認知の癖に支配され自分をフルネスに導くイメージをすることができません。
イメージする力を鍛える方法
イメージする力を鍛えるためにはイメージすることを繰り返せばよいのですが、成功のイメージなど結果につながるものでない方が良いでしょう。最初の内は特に反発する認知の癖が現れて、かえってアンフルネスに陥ってしまうからです。ですから野球の試合に勝ちたいなら勝ってヒーローインタビューを受けている場面ではなく、打席で最高のスウィングをしている感覚をイメージします。
結果ばかりイメージしていると失敗や負けが頭をよぎった瞬間に、心が揺いで、反発する認知の癖が現れてアンフルネス・ステートに引き込まれてしまいます。
イメージングの練習
イメージ力が弱いと、反発する認知の癖の影響を強く受けてしまいます。まずは単純なイメージからイメージする練習をしましょう。
「①形のイメージ」「②色のイメージ」「③言葉のイメージ」「④連想ゲーム」(面白い、やわらかい、明るいなどの言葉から自由にイメージする)などをしてみましょう。
イメージ繰り返し磨くことでイメージ力が向上するイメージ力が向上するとパフォーマンスが向上する。イメージは自分の意志で作り出すことができる。