最終段階ーデュプリケーション

セルフカレッジは自分自身をフルネスに導くアクティベーションスキルで、インフルーエンス・パワーは周囲をフルネスに導くアクティベーションスキルです。そして、最後のアクティベーションスキル「デュプリケーション」は個人ではなく、組織全体をフルネスに導くスキルです。

「デュプリケーション」を身につけるためには、その基礎となる

  1. セルフカレッジ(自分をフルネスにし維持できる)
  2. インフルーエンス・パワー(周囲をフルネスにし維持できる)

という2つのアクティベーションスキルを高いレベルで習得している必要があります。この2つのアクティベーションスキルのレベルが未熟な状態でデュプリケーションを身につけようとしてもうまくいきません。1、2のスキルレベルを十分に高めてからデュプリケーションの習得を目指しましょう。組織全体をフルネスに導くには膨大なエネルギーが必要です。

組織をフルネスに導き・維持するデュプリケーション

育成というアクティベーションスキル

組織全体ををフルネスに導くというものすごいエネルギーを1人で生み出すことはできません。ですから組織全体をフルネスにするためには、自分と同じようにセルフカレッジができる、インフルーエンス・パワーを持っている組織のフルネス化の価値を理解しているという3つの要素を持っている人を育成することが必要です。

育成

3つの要素を持ったリーダーの育成を繰り返して、その人と一緒に組織をフルネスに導いていきましょう。組織全体をフルネス化するためには3つの要素を持ったリーダーが不可欠なのです。

そのスピードをさらに加速させるためには、リーダーの育成ができるスーパーリーダーを育成することも忘れてはなりません。スーパーリーダーの育成ができるようになると3つの要素の組織全体への波及効果のスピードが格段に増すことになります。

最終的には自分と同じようにスーパーリーダーを育成できるマスターを育成することができれば組織は常にフルネスな状態になり、そのメンバーひとりひとりが組織がフルネスであることの価値を常に最高レベルで享受できるようになるでしょう。