相手との位置関係を大切にしよう!

会話をする時相手の左右どちら側から話をするかによって、話しやすいと感じたり、話しにくいと感じたりします。
利き腕があることと同じように、左右のどちらかが得意な側(話しやすい側)があるのです。
ですから相手のどちら側から話すかによって親密さが大きく変化します。これを「左右の法則」といいます。

左右の法則の影響で「普段は一緒にいて楽しい相手でも、今日はどうも話しづらい」「3人掛けのシートに座った時真ん中の人が反対側の人とばかり話す」などの現象が起こるのです。
自分か相手、あるいは2人ともが苦手な側の位置から話していると話にくいのです。
つまり、自分が左右のどちらにいると相手が心地よく感じるのか、逆に不快になるのかを意識することで会話の質は大きく変化するのです。

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左右のどちら側が好きかは人により違います。
相手が左右のどちらが好きでどちらが嫌いかを観察して見分けるスキルを身につけ、意識的に使い分けることで相手との関係に変化を産むことができるので、相手の左右どちらか側から話すのかを目的によって使い分けましょう。
例えば人は会話がギクシャクして不快になってくると、相手に調子を合わせることで楽になりたがるので(なんとか不快を解消する努力)、自分の意見を通しやすくなったり、相手から望ましい言動を引き出しやすくなります。