好意を表す腕
男性はデート相手に他の男性がアプローチしそうだと察した時、相手より先に女性の体に腕を回そうとしたり、背中に回した腕を使って、女性を自分のテリトリーの中において自由に向きを変えたりして、自分の所有権を守ろうとします。
男性は無意識のうちに自分の縄張りとデート相手の所有権を宣言しているのです。
縄張りや所有権という言い方に抵抗を覚える方もいらっしゃるでしょうが、これらのノンバーバルは人間の動物としての本能に組み込まれた行動なのです。
また、カップルが同じテープルに座っている時、お互いの腕をできるだけ近づける(離す)という行動もあります。
腕には感覚を感じるための受容器が多いので、腕が触れ合うことによって感覚的な喜びが生まれてしまうからです。
腕の産毛に軽く触れるだけでも、服の上から腕に触れるても敏感にそのことを感じ取ってしまうのです。
ですから自分の腕を相手の腕に近付ける場合は、快適さ、楽しさ、喜びを感じていているということです。
つまり、相手に対して好意的な感情を抱いていると考えられます。
反対に腕は離そうとする場合は、相手が不快、嫌悪、退屈を感じていると考えられます。
破局寸前の恋人はもちろんのこと、友人や、たまたま隣に座った見知らぬ人でさえ、腕を離そうとする場合は、不快をに感じていると考えられます。
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