代表的な足と脚のノンバーバル1(喜ぶ足と脚)
喜ぶ足というのは嬉しいという気持ちに反応して小刻みに動いたり跳ねたりしている足のことです。
何か重要なものを見た後(合格通知など)を見た時足が小刻みに動いたら嬉しいという気持ちの表れです。
喜ぶ足は望みがかなったという満足感をあらわしたり、望みを叶えようとしている時であれば、他の人より優位な立場にだという喜びや嬉しさを表しているのです。
遠距離恋愛の恋人同士が久しぶりに会う時、会った瞬間に見つめ合いながら喜ぶ足をします。
ポーカーゲームなどをしていて相手の手の内を知りたい時、相手の表情だけでなく机の下の足をチェックするようにしてください。
相手の表情が冷静だったり残念そうであっても、机の下の足が
- 小刻みに揺れる
- 弾んでる
なら、かなり良い手になっているはずです。
トランプをしている時だけではありません。
仕事での取引相手の足、会議中の社長の足、仲良くなりたい異性の足・・喜ぶ足は「すごく機嫌が良い」「嬉しいよ」「楽しいよ」と教えてくれます。
足や脚のノンバーバルは正直な気持ちを表しているのです。
机に隠れて相手の足が見れない時は
- シャツの揺れ
- 肩の揺れ
を観察してください。
足や脚が小刻みに揺れたり弾だりするとと、相手のシャツや肩が揺れて上下に動きます。
直接足を見ているわけではないのでよく観察していないとわかりませんが、普段から観察する習慣が身につけばわかるようになるはずです。
よくわからない人は
全身を映せる鏡の前で椅子に座って足や脚を揺らしたり弾ませたりしてシャツや肩の揺れを観察してみてください。
次第にシャツや肩の揺れに気づけるようになっていきます。
嬉しそうな足を観察する時の注意
- その人の単なる癖である可能性があること
ノンバーバルの解釈の基本ですが、喜ぶ足を観察する時も出来事の前後関係と照らし合わせて観察してください。
相手に「貧乏ゆすり」のクセがあるとすると、喜ぶ足と貧乏ゆすりを見分けるのは困難です。そんな場合は、足を揺らす動作スピードが急に速くなったり、揺らし方が強くなったりする変化に注目することと、その直前に何か大切なことを見たり聞いたりしているなどの要素がないと、その足が喜ぶ足だと判断できません。
- イライラして足や脚を動かしている可能性があること
人間はイライラした時や焦っている時にも足を小刻みに動かします。
やはり直前の出来事について注目して喜ぶ足なのか、イライラした足なのかを判断する必要があります。