カウンセリングについて

回復期間のついて

自分にとっての良いことって?

多くの方は心の病気と体の病気を分けて考える傾向があります。

例えば胃がんと診断されれば、それを受け入れ闘病に専念する人がほとんどでしょう。
仕事を休んで1日も早く回復できるようにシッカリと心身を休ませることでしょう。

しかし、心の病気となると同じように休息を取ることができません。
うつ病と診断されても仕事を休んで1日も早く回復できるようにシッカリと心身を休ませたりはせず、「自分はなんて弱いんだ」「もっと頑張らなきゃ」と休息が必要でも頑張ってしまうのです。

その結果病状が悪化したり、回復してもすぐに再発してしまったりするのです。

うつ病の男性

心の病気を効果的に回復するために大切なことは、体の病気と同じように回復期間が必要です。
身体的なケガや病気は見た目でわかりやすいので受け入れやすいのですが、心の病気の場合は見た目ではわかりにくいため受け入れにくいだけなのです。

体の病気と同じように体の中で症状を生み出す変化が起こって、心の状態が回復するためには、それが健康な状態に戻る必要があるのです。
例えば、うつ病では抗ストレスホルモンであるコルチーゾール濃度が長期間高レベルのなったことで、神経系のネットワークの繋がりにトラブルが出るといわれています。

対象が体であろうとこ心であろうと、回復のためのは一定期間が必要だということを覚えておいてください。


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