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プレゼンの構成と展開

コミュニケーションアドバイス

プレゼンの進行の中の本題をわかりやすく伝えるための要素として、「現状分析」「理由の説明」「具体例」「結論」などを盛り込むことが基本です。
そして、これらの要素をどのように扱うか(展開)によって伝わり方が変わってきます。

提案の内容や対象に応じて工夫しましょう。よく使われる展開方法をご紹介しておきます。

よく使われる展開方法

  1. PREP(プレップ)法参考:TNPREP法)
    結論を先に伝えて、その後に理由や事例を挙げる方法です。
    提案したいことを強調したい時や相手の考え方に影響を与えたい時に効果的です。
    ①「結論
    今回のプロジェクトのテーマは「母の愛」で行きたいと思います。
    ②理由
    なぜなら顧客のニーズとして○○があるからです。
    ③事例
    例えば昨年A社が行ったイベントで、顧客から○○という苦情がもっとも多かったという事実があります。
    ④結論
    ですから、××という曖昧なテーマでなく、明確にイメージしやすい「母の愛」というテーマが必要なのです。
    プレゼンする男性
  2. ホールパート法
    複数の情報を関連するテーマでまとめながら、まんべんなく伝える方法。構成がシンプルなので聞き手が理解しやすいことが特徴です。
    ①テーマ
    本日は○○について色々な角度から考え、ご紹介して行きたいと思います。
    ②情報
    1つ目は・・・、2つ目は・・・、3つ目は・・・です。
    ③テーマ
    こうした情報から、今後◯○について取り組んで行きたいと思います。
  3. 時系列法
    時系列に沿って順番に説明していく方法です。
    テーマについての情報が綺麗にまとまるので、聞き手の記憶に残りやすいのが特徴です。
    ①過去
    本日は○○について色々な角度から考え、ご紹介して行きたいと思います。
    ②現在
    1つ目は・・・、2つ目は・・・、3つ目は・・・です。
    ③未来
    こうした情報から、今後◯○について取り組んで行きたいと思います。


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