パフォーマンスを向上させるために
セルフイメージの大きさは絶えず変化しています。1日のなかでも大きくなったり、小さくなったりを繰り返しています。ネガティブな感情が増えるとセルフイメージは小さくなってパフォーマンスの質が低下します。
パフォーマンスの質を向上/安定させるためにはセルフイメージを大きくした状態で安定させていくことが必要です。
また心地よいと感じるパフォーマンスの方向性を決めるのが「ベーシックプレジャー」という潜在意識の中にある認知の癖(ルールや思い込み、スキーマによって生まれます)です。パフォーマンスの方向性をよりよいものにするにはベーシックプレジャーを点検して見直す作業を行います。
自分をフルネスに導く
最高のパフォーマンスを発揮できる心の状態をフルネスといいます。フルネスな状態(フルネス・ステート)では、ベーシックプレジャーの欲求が満たされセルフイメージが大きく安定してパフォーマンス・レベルが向上します。
反対にパフォーマンス・レベルが完全に低下している心の状態をアンフルネスといいます。アンフルネスな状態(アンフルネス・ステート)では、ベーシックプレジャーの欲求が満たされず、セルフイメージが委縮してパフォーマンス・レベルが低下しています。
図を参考にしてセルフイメージを視覚的にイメージてみましょう。ベーシックプレジャーの欲求を満たしてセルフイメージを大きくすることで、心をフルネスに導いてパフォーマンスレベルを向上させるという感覚を確認してみましょう。