思考が気分を生む

感情はいきなり生まれるものではありません。何かの出来事や状況に反応して思考が生まれ、その思考(判断や予測)をすることで感情が生まれます。そして、その思考の癖が感情の傾向(落ち込みやすい、悲しみを感じやすいなど)に大きく影響を与えています。

目的

「思考が気分を生み出すことに気づくシート」は、

  1. 出来事と思考、感情を分けてとらえることができるかの確認
  2. 自分の思考、感情、出来事との関連性の傾向を見つける

目的で使用しましょう。

「思考が気分を生み出すことに気づくシート」を使って、1、2を確認してみましょう。

ポイント

  • 出来事・状況
    自分の考え・・「~と思う」は必要ありません。
    自分の感情・・「~と感じる」は必要ありません。
    修飾語・・「鋭く、にらむように、バカにしてなど」は必要ありません。
    5h1wで書きましょう・・Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)Whyな(なぜ、どんな目的で)、How(どうやって)
  • 自動思考
    結論だけではなく、頭に浮かんだことを全て書き出しましょう。
    どの考えが感情に強く影響を与えているかを考えてみましょう
  • 感情
    感情とは「一言であらわせる心の状態」です。
    これまでの人生で一番強かった、その感情100として、0~100の強度でその感情の強さを評価してみましょう。

思考が気分を生み出すことに気づくシート