「大切にする」「丁寧にする」というアクティベーションスキル
「自分は大切な存在」だという感覚は、心を安定させフルネスを保つためにとても重要です。
自己肯定感と強く結びついている感覚だからです。
この感覚が育っていない状態で心を安定させることはとても難しいのです。
普段から「自分は大切な存在」だという感覚を育てることを意識して過ごしましょう。
そのためには周囲の役に立つための能力を伸ばして、他者から必要とされることもある程度必要かもしれません。
しかし、それだとと他者の役に立てなかった時は簡単にアンフルネスに陥ってしまいます。
自分の長所をシッカリと理解するためにリフレーミングや正負の法則のスキルを向上させ、いつでも「自分が大切な存在」であることを思い出せる準備をしておくことも重要です。
また自分を大切に扱うように心がけることも大切です。
人は心を込めて大切に扱ったものを「大切に感じる」ようになるものです。
時間をかけて大切に扱ってきたものは、他者にとってはガラクタでも自分にとっては宝物に感じるようになるものです。
具体的には生活習慣を調える、健康に良いことをする、体を強化する、姿勢をよくする、楽しんだりリラックスしたりする時間を持つなどを心がけることです。
ただし自分を大切にするということは「怠ける」「さぼる」ということではないことに注意してください。
心身の状態を調え、自分のパフォーマンスを100%出せるようになるために必要な準備や、自分が進歩・進化して、より行きやすくなるための取り組みを行うことだということを忘れないでください。
また自分だけでなく、他者や物、あらゆる作業や行為を大切に扱ったり、丁寧に行うことも「自分は大切な存在」だという感覚を育てることに役に立ちます。
感覚(潜在意識)は自他を区別しないからです。自他を区別せず大切に、
そして丁寧に扱うことを心がけましょう。