歩き方

脚（足）のノンバーバルは歩き方にもあらわれます。
ですから、その人の歩き方を観察することでその人の心の状態を推し量ることができます。

キビキビと意識しながら歩くこともあるし、フラフラと途方にくれて歩くこともあります。
散歩する、ブラブラ、ゆったり、トボトボ、ヨタヨタ、ダラダラ、ウロウロ、バタバタ、忍び足、堂々など、同じ歩くという動作でも様々な種類があるのです。

いつも明るく社交的な人でさえ、家族が車に跳ねられたと聞いた瞬間から、歩き方は変わってしまいます。
つまり、相手の歩き方が変化変化したということは何か重要な心の変化があったということを表すのです。

何か気がかりなことができた、何か嫌な思いをした、何か問題が発生した・・・何かの状況が変わった可能性が高いのです。
ですから、歩き方が変化したら、「なぜ」その人の歩き方が突然変わってしまったのかについて考える必要があるということです。

歩き方の変化から相手の気持ちの変化を推し量ることができれば、その後の会話でその人の心を気遣い、より良好な関係を築くことができるのです。

歩き方の変化について、自分自身で自覚している人はほとんどいません。
ですから、歩き方の変化に注意を払うことは相手の気持ちの変化に気づくためにはとても役立つのです。

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