生理的に嫌いな人との付き合い方4
相手のことが大嫌いな場合、付き合わないで済むならそれが一番です。どれだけ嫌いな人でも離れて過ごしていれば、まず問題は起きないからです。しかし、職場に大嫌いな人がいる場合、どうしても付き合わなければならない場合も出てきます。そんな時は、その大嫌いな人の良いところを見つけて意識して褒めてみましょう。
「そんなの無理」「絶対に嫌」・・・そんな風に思うかもしれませんが、とても有効な方法です。人は好意の感情がある時には接近行動(近づく、一緒にいる)、嫌悪の感情の時には回避行動(遠ざかる、離れる)を取ろうとします。好きな人と一緒に過ごし、嫌いな人と離れているのが自然なのです。
それが許されない場合、この法則に反してしまうので強いストレスを感じてしまうのです。嫌いな人とは一緒にいるだけで不快になって緊張し、疲れてしまいます。ほとんどの場合、相手は表情や言葉、行動を通して相手に伝えてしまうので、相手も嫌われていることがわかって不快になってしまいます。不快な人と不快な人が一緒にいればさらに不快度は加速してアップしていくでしょう。
嫌いな人と過ごす場合は意識して快適な状況を作り出すために、ジョークを飛ばして笑わせてみたり、相手の良いところ探し出して褒めるたりして、自分の心のバランスを保つのです。
不快な人と不快な人が一緒にいると不快は掛け算になって増加してしまうので、不快な状況が掛け算にならないように、嫌いな人と一緒にいなければならない時は、できるだけ楽しい話題を提供して意識して相手の良いところを探して褒めましょう。そうすることで、なんとかギリギリでも自分の心を守ってあげることができるようになるでしょう。