ノンバーバルでメッセージを伝えながら聞こう

コミュニケーションが苦手だという方の多くは「うまく話せないんです」と言われます。
しかし、コミュニケーションを円滑で良好なものにするためには「うまく聞く」ことが大切です。

ポイントなぜなら、人には「自分のことをわかってほしい」「自分の考えを聞いて受け入れてほしい」という他者からの承認欲求があるからです。
相手の話を「うまく聞く」ことができるようになると、相手はその承認欲求が満たされて気分が良くなります。

人は一緒にいて気分が良かった人を好きになる傾向があり、好きな人に対しては「知りたい」「理解したい」という親和欲求が生まれて相手を理解しようとするため、相互に理解し合おうとする姿勢が生まれコミュニケーションが円滑で良好なものになっていくのです。

「うまく聞く」には?

「うまく聞く」ためには相手が「気持ち良く話す」ことができる状態を作り出す必要があります。

そのためには、

  • この人は私のことを理解しよう(受け入れよう)としてくれている
  • この人は私のことを好意的に思ってくれている
  • この人は私に好意、敬意を持ってくれている

といった感覚を持って安心して話せることが大切です。

しかし、何もメッセージを送らずに相手にそう言ったメッセージを伝えることはできません。

かといって、毎回1〜3のメッセージを言葉にして伝えることも難しそうですし、言葉にしても相手の顕在意識に捕まって「わざとらしい」「ご機嫌取りだね」と言葉がはじき出されて相手にはなかなか伝わりません。

ですから、顕在意識に捕まらず潜在意識にスッと入っていける、ノンバーバルでメッセージを送ることが効果的なのです。

笑顔の夫婦

どんな聞き方をしているかも大事なメッセージなのです。

  • 体は相手の方に向けていますか?
  • 不機嫌そうな顔をして聞いていませんか?
  • 相手の話のちゃんとうなづいていますか?

詳しくは応用編でご紹介しますが、人は姿勢、表情、体の向きなど、様々なノンバーバルで相手にメッセージを送りながらコミュニケーションをしているのです。

望ましいノンバーバル

  • 会話のペースに合わせて相槌を打つ
  • 相槌に抑揚がある
  • 体が相手の方を向いている
  • 相手の得意な側から話しかけている
  • 表情が優しい、笑顔など
  • 体が相手の方へ傾いている など

望ましくないノンバーバル

  • 相手のペースと相槌がずれている
  • 体や足が相手に向いていない
  • 相槌に抑揚がない
  • 相手の苦手な側から話しかけている
  • 顔が不機嫌そう、表情がないなど
  • 体が相手と反対側に反っている など

相手への興味や敬意を示すノンバーバルは、まだまだたくさんありますが、知らない間に相手に不敬や嫌悪、侮蔑、恐怖を表すメッセージをノンバーバルで送ってしまっていることも珍しくないのです。

まずは相手にポジティブなメッセージをノンバーバルで送りながら「うまく聞く」ことができるようになっていきましょう。



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