認知癖と感情の関係

「認知の癖」(ルール、思い込み、スキーマ)に影響されてベーシックプレジャーが決定します。
ベーシックプレジャーの欲求が満たされないと「自己不一致や自己停滞感」(潜在意識と顕在意識の矛盾と自己の過剰防衛)が生まれてアンフルネスの状態へと傾いてしまいます。

つまり、自己不一致や自己停滞感へと導く「認知の癖」が存在すると自分をフルネスの状態保つことが難しくなるのです。

自己不一致や自己停滞感を起こしやすい「認知の癖」に基づいた思考パターンがネガティブな感情を呼び起こしてアンフルネスな状態に陥らせます。

この認知の癖は子供の頃からの経験から、学習によって後天的に身につけたものなのですが、この癖がネガティブな感情を呼び起こしパフォーマンスを低下させるのです。

辛い経験、苦しい体験をすると、そうした経験を2度としないように、その経験に結びつく行動が起きないようにパフォーマンスを低下させる認知の癖が身についてしまい、その癖が維持、継続することで高いパフォーマンスを発揮できるフルネスの状態を保てなくなってしまうのです。

脳の認知/認識機能により外部状況を把握すると、認識した外部状況やそこで起きている出来事に対して、自分の取るべきパフォーマンス(行動)を決定するために、その状況や出来事に意味づけをします。
その意味付けが感情を生じさせるのです。

認知の癖

自分の認知の癖を知っておこう!

寒いという状況を認知することで、家に帰って温まろうと家路を急ぐというパフォーマンスを起こすのですが、その行動を起こすためは「寒いのはイヤだなぁ」という意味づけをするので、ネガティブな感情を作りだします。

ネガティブな感情は、パフォーマンスに限定を与え「今日は外出はやめておこう」と、パフォーマンスを低下させてしまうのです。
つまり、例えば「寒いと風邪を引いてしまう」という認知の癖を持っていて、「遠出すると寒くて嫌な思いをするかも・・」という自己停滞感が生じ、ネガティブな感情が生み出されるため、最初に思いついた目的地を近場に変更してしまうといったパフォーマンスの制限が起こり、自己不一致(行きたかったのに、自分は弱いなぁ)が生まれてしまうのです。

ですから、ネガティブな感情を起こしやすい認知の癖や自己不一致、自己停滞感によって、その時できる最適・最高のパフォーマンスをとれなくなり、そこから生まれた自己不一致がさらにアンフルネスな状態を強化していくのです。

 認知の癖 → 自己停滞感 → ネガティブな感情 → セルフイメージ縮小 → アンフルネス →パフォーマンスの低下 → 自己不一致 → 認知の癖の強化

となるのです。

ルールの壁

ルールの壁

心の状態は、認知の癖によって大きく影響されるのです。
そして、ほとんどの人は、動物の本能から危険を避けるための本能的な認知の癖を繰り返し、ネガティブな感情を引き寄せ、アンフルネスの状態に傾きがちで、自分自身のもてる最高のパフォーマンスを発揮することができないでいるのです。

認知の癖は状況や自分の能力がどんなに変わっても、そのまま働き続けます。
パフォーマンスを向上させたい場合は、認知の癖を再点検してみることが重要です。



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