フルネス化のための好循環

ポイント

心の状態は正のスパイラルの状態と負のスパイラルの状態の二つに大きく分かれます。


アンフルネスへの負のスパイラル

「良い結果を出すためにはプレッシャーやストレスに耐えることが必要だ!!」と信じている人は少なくありません。しかし結果を出すことを目的とした毎日の暮らしは、強いストレスを常態化させアンフルネスな心の状態をつくりだすネガティブな感覚回路を強化していきます。ネガティブな感覚をドンドン強く感じるようになってしまうのでアンフルネスな状態になりやすくなってしまいます。そうなると些細な出来事でもすぐにアンフルネスな状態に陥いるようになってしまいます。

スパイラル(負)
結果を出すことを重要視し、そこから生まれるストレスを抱え、それに耐えて乗り切ることが高いパフォーマンスを出すためには当たり前だと考えてしまっている人も少なくありません。
そして、そのストレスに耐えないと結果(優勝、給料など)が得られないものだと考えているのです。

そのようなアンフルネスな状態が続くと、徐々にパフォーマンスが低下していきます。頑張っても耐え続けても、思うような結果がついてこなくなり、日毎に強くなるプレッシャーに疲弊し、てパフォーマンスが低下してしまうことで、さらに結果が出ないという負のスパイラルに陥ってしまいます。

この負のスパイラルの中で精神的に追い込まれ、アンフルネスで不安定な心の状態になってしまうことで、結果を出せない状態続き、能力も、スキルも、体力もあるのに引退せざるを得なくなってしまったり、結果を受け止めきれず、結果を出すことをあきらめ、逃げることでその状態を回避しようとする人さえいるのです。このように結果を追いかけ、重視するばかりでは、アンフルネスな状態に陥りやすくなり、高いパフォーマンスが得られなくなって、恒常的な結果は得られなくなってしまうのです。

フルネスへの正のスパイラル

スパイラル(正)
安定した結果を出せる人ほど結果出すこと重視するのではなく、心の状態を調えることを重視する傾向があります。心の状態を調えることを重視するとは、エネルギーに満ちた心の状態(フルネス)に自分を導いて、それを安定させるからです。この状態を実現するためには、アクティベーションスキルの向上をめざし、それを習慣化していくことが必要です。

そのようなアンフルネスな状態が続くと、徐々にパフォーマンスが低下していきます。頑張っても耐え続けても、思うような結果がついてこなくなり、日毎に強くなるプレッシャーに疲弊し、てパフォーマンスが低下してしまうことで、さらに結果が出ないという負のスパイラルに陥ってしまいます。

「結果を出したい」のに結果ではなく「心の状態を調えること」を重視しようとすることは、慣れないうちはもの大変な勇気とエネルギーが必要です。そのためには「心の状態を調えること」を重視した方が、高いパフォーマンスを引き出し結果が得られるという正のスパイラルを、シッカリとイメージする必要があります。まずは知識として「心の状態を調えること」を重視する意味をシッカリと理解し、それを目指す決意をしましょう!!

気づいた・閃いた女性