生活習慣を改善するというアクティベーションスキル
心をフルネスに保つことと体のコンディションを良好に保つことの間には強い因果関係があります。
強いストレスを抱え続けていると体調を崩して病気になってしまいますし、体調が悪いと心もアンフルネスに傾きがちです。
つまり心の状態をフルネスに保つためには、体の状態を良好に保つ必要があるということです。
そのためには、心や体に良い影響を与える生活習慣を身につけることが重要です。
生活習慣の改善ポイント
- 睡眠習慣
入眠時間、起床時間、睡眠の質、睡眠環境、入眠前の過ごし方 - 食習慣
食事の時間、回数、バランス、食べるスピードや噛む回数、楽しみ方 - 運動習慣
運動時間、運動の種類、運動強度、運動のタイミング - ケア習慣
入浴の時間や湯船の温度、疲労回復の方法 - 朝や夜の時間の過ごし方
など良好な体調を維持するために見直すことはたくさんあるものです。
心をフルネスに保ちたいと考えているのに、朝の出勤(通学)時間のギリギリまで寝ていれば気持ちは焦るでしょうし、朝ごはんを食べければ栄養不足で体がだるかったり、思考力が低下してイライラしてしまいます。
夜更かしをしたり入眠時間や起床時間が不規則な生活を続ければ、体内時計のリズムが狂って体が正常に機能しなくなって疲れが取れなくなってしまいます。
運動不足の生活を続けていると筋力や心肺機能、呼吸力が低下してちょっとした作業で疲れてしまうようになるでしょう。
夏だからといって湯船につからずシャワーだけですませていると、血流が停滞して疲労が抜けにくくなってしまいます。
食事のバランスが崩れていると栄養不足で体の機能が低下したり、量やタイミングに問題があると消化器官に負担をかけたり、体内時計のリズムが狂ってしまったりします。
毎日の生活習慣が自分の心と体を作っているのです。
もちろん遺伝的な要素もあるでしょうが、遺伝的な要素より毎日の生活習慣の方が、心と体にずっとずっと大きな影響を与えているものです。
心をフルネスに保ってパフォーマンスを向上し試合、仕事、学習で成果を上げたいと考えるなら、毎日の生活習慣を点検してみることをおすすめします。