必死で頑張っているのに何も変わりません
頑張っても頑張っても「何も変わらない」と感じることはとても辛いことです。
「何をしても無駄」な気持ちがして、無力感に押しつぶされそうになっていることでしょう。
私たちは子供の頃から「頑張ることは良いことだ」「頑張らないと何も手に入らない」と教えられて育ちます。
ですから上手くいかないと「頑張りが足りない」と考えてしまいます。確かに「頑張ること」は大切だし、何かを成し遂げる人は皆頑張っています。
しかし考えていただきたいことは、「頑張ること」が「いつも良いことではない」ということです。
どんなことでも「絶対に良い」ものはないのです。
例えばケガをしたアスリートがケガが治っていないのに頑張ってしまうと、ケガを悪化させてしまったり、選手生命が短くなってしまいます。
睡眠時間を削って頑張り続けると思考力や記憶力が低下して、勉強しても勉強してもテストの成績が上がりません。
気持ちが落ち込んだまま頑張っても本来のパフォーマンスが出せずに失敗してさらに失敗を増やすことになりかねません。
大切なことは頑張っても望ましい結果を得られないときは「別のことをしてみる」という発想を持つことです。
頑張っても上手くいかない場合は「休んでみる」「休憩してみる」など、これまでと違うことをやってみることで、自分が本来持っているパフォーマンスを出すことができるようになって、いろいろなことが順調に動き始めるかもしれせん。
大切なことは、望ましい結果を得られない原因を、「頑張りが足りないから」と決めつけずに、「今できる良いこと」について考え直してみることです。
新しいやり方を試してみることで、思っていたより上手く行く可能性は大いにあると思いますよ。