人として恥ずかしくないレベルとは、どんな尺度で計測したレベルですか?
学校では学力や運動能力、協調性、リーダシップなどで計測されるかもしれません。
会社ではこれに加えて仕事の能力は発想力、語学力などの尺度が加わって計測されるかもしれません。
社会的ステータスや収入、外見、コミュニケーション能力などの尺度も加わるかもしれません。
あなたはどんな尺度で自分を計測するのですか?
人のレベルを計測する尺度は山ほどあります。
そしてどの尺度を大切にして生きるかによって人生で起こる出来事、そして人生の感じ方が大きく変わってきます。
例えば会社で評価される尺度に優れていても、家族への愛や誠実さが足りないことで、穏やかな人生を送れない人もいます。
反対に会社で評価される尺度では周囲より劣っていても、家族への愛や誠実さに溢れていて、穏やかで満ち足りた人生を送る人もいます。
パーフェクトな人なんていません。
何かに劣っていても自分が持っているものを大切に育てることで、人生を素晴らしいものにすることはできるはずです。
自分が何かに劣っていると感じるのなら、それを補う方法を見つけたり、その部分を成長させるための取り組みを始めても良いでしょう。
反対に自分が得意なことに全精力をつぎ込んで、それを成長させ続けることも良いかもしれません。
大切なことは何が足りないかということだけでなく、持っているものにも気づけることです。
長所も短所も知った上で、公平に自分を見て、どんな自分になれば、より自分を尊敬し愛することができるかを考え、その自分に近づくために成長し続けてください。
誰かに認められたいから、豊かな人生を送りたいから、幸せになりたいから・・人生における欲求は様々ですが、自分を尊敬し愛することができるようになるための決断をし続けてください。
自分がすでに持っている素晴らしいものを計測できる尺度を見つけてください。
人を計測するための尺度をたくさんみつけることで、現在の自分を愛し、尊敬するきっかけが見つかるはずです。