医師による治療と心理カウンセリングの違いって?
病院で心療内科・精神科など精神科医の医師が行う治療は主に薬物療法を中心とした治療になります。診療時間はのホンの数分ということが多いです。
これに対して心理カウンセリングでは対話や心理療法による取り組みや問題を改善するためのスキルの獲得などを目指します。心理カウンセリングの面談時間は通常60分~90分程度が一般的です。
心理カウンセリングで行うこと
心理カウンセリングでは対話を通じて問題や感情・考えの整理し、今できる事(心理療法や必要なスキルの獲得、ワーク、問題の改善・解決方法の検討など)を心理カウンセラーとともに発見し、それに取り組む事が中心です。
薬物による治療は行いません。対話と様々な取り組みを通して心状態の変化を促していきます。感情や思考を扱う場合もあれば、環境への働きかけや体への働きかけ、対処方法の見直しなどを行う場合もあります。心の専門家である心理カウンセラーのサポートを受けながら心状態の変化を促していきます。
心理カウンセリングを行うことで、たとえ状況が変わらなくても、薬物を使わなくても辛さや不安・苦しさは軽減・解消する可能性は高くなります。回復の過程の時期によって薬物治療の方が適している時期もありますし心理カウンセリングの方が適している時期もありますので、どのようにお悩みと取り組んだら良いかなど、気軽に相談してみてください。