会話の時誰を見ていますか?
会話の最中どんなことを考え、どんなことに気を配っていますか?
会話が苦手だという人の多くは、
- こんなこと言ったら引かれるかな?
- こんなこと言ったらバカにされるかな?
- あっ今嫌そうな顔した!
- 嫌われたかな?
- 何をしゃべったらいいんだろう?
など、会話によって自分がどんな評価をされるかについて興味が集中する傾向があるようです。
自分がキズつかないようにするためにどうしたら良いのかを必死で考えて、でも結局は傷ついてしまうことでドンドン臆病になってしまうのです。
あなたはどんな人が好きですか?
自分に興味を持ってくれて、自分のことを肯定的に受け止め、自分の良い面を引き出してくれる人に好意を持ちませんか?
もちろん好みはあるでしょうが、ほとんどの場合自分に興味を持っていない人には好意を持ちにくいものです。
会話の最中相手のことをちゃんと見ていますか?
相手に興味を持って「もっと知りたい」と思いながら話をしていますか?
自分が傷つかないために必死になっていると相手をちゃんと見られなくなってしまいます。
普段から人に興味を持って観察する習慣をつけましょう。
- そのひとはどんな時に楽しそうな顔をしていますか?
- その人はどんなことにこだわりがありますか?
- その人はなぜ今日その色の服を着ているのですか?
- その人が大切にしているものは何ですか?
- 興味をもって色々聞いてみましょう。
無理に話を合わせる必要はありません。
オープンクエスチョンを使って自由に話してもらいましょう。
沢山の話の中から自分が同意できたり、興味が持てる話題を見つけてもっともっと話を聞けば良いのです。
相手が話しやすいように相槌を使って興味があること、話をちゃんと聞いていることを伝えましょう。
相手に興味を持たずに仲良くなろうとするのは、デパートでお金を払わずに商品をもらおうとするようなものです。
自分が傷つかないことへの興味から相手に対する興味へ興味の対象をシフトしていきましょう。
上手く話そうとするよりも、ずっとずっと早く簡単に仲良くなれるはずですよ。
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