行動を変化させる取り組みの流れ

行動を変化させる取り組みの流れは以下の通りです。
ある状況下で望ましくない行動を減少させるために、その行動がもっている機能を果たすことにつながる別の行動(望ましい行動)を見つけ、その行動に置き換える頻度を増やす(強化する)事で、望ましくない行動の頻度を減少させる場合もあります。

  1. 行動アセスメント
    ターゲット行動(減少させたり、なくしたい行動)の先行刺激と行動、結果の関係(随伴性)を明確にします。
  2. 課題分析
    ターゲット行動に代わる望ましい行動(代替行動)を考案して、その行動がとれるように計画していきます。
  3. 刺激を統制
    ターゲット行動の先行刺激を調整します。
  4. 消去
    ターゲット行動と強く結びついている(随伴)望ましい結果(外的・内的変化)を起こらなくします。
    必要であれば罰(不快な経験)を用います。  
行動を変化させる取り組みの流れ
気づいた・閃いた女性
  1. 分化強化・モデリング
    代替行動がとれる頻度が増やせる取り組みをしていきます。
    「例:プロンプト」
    代替行動をとりやすい先行刺激を使用します。
  2. フェイディング
    代替行動が1人で維持する取り組みをしていきます。