手から伝えるメッセージ
手から発するメッセージについて考えて見たいと思います。
ですから、手の使い方でその人のの印象が大きく変わります。
また、使ったノンバーバルは、その意味に見あった感情や感覚を心の中に生み出してくれます。
自分に必要な感情や感覚を生み出すノンバーバルを上手に取り入れて、必要な感情や感覚を育てていきましょう。
自信と力を伝える・・握手の手のひらを下に向ける
手のひらを下に向けるノンバーバルは、相手に対して自分の方が優位な立場であるというメッセージを伝えます。
このノンバーバルを使うのは握手をする時なので、頻繁に使うノンバーバルではありませんが、このノンバーバルを上手に使えるようになることは、交渉の時など相手より優位な立場で話を進めたい時などに役立ちます。
特に強く自分が主導権を握っているということを伝えたい時は、両手で相手の手を包み込んながら相手の手を少しひねって、相手の手のひらを上に向けさせます。
そして、自分の手のひらは下に向けて、必ず相手の上に置きましょう。(写真A)
逆に相手がこのノンバーバルで自分が優位であると示してきた時は、反対側の手を相手の手の甲に重ねて、包み込こんでしまいましょう。(写真B)
そうすることで相手は自分と同等の立場だと伝えることるのです。
初対面の相手や今後関係を発展させたいと考えている相手には、できるだけ握手を求めて、このノンバーバルを使ってみてください。
相手との関係を余裕を持って築きやすくなるでしょう。
注意点
このノンバーバルをあまり頻繁にすると自分勝手、自分中心の人だという印象を与えてしまうので、初対面の時、重要な交渉の時など「ここぞ!」という時に使うようにしてください。
写真A |
写真B |