行動契約法
新しい行動パターンを習得するためのトレーニングに入る前に、相談者(当事者)とサポートする人(カウンセラーなど)との間で、お互いが守るべき言動、義務や賞罰をひとつひとつ明記して契約書を交わして、この契約書に基づいてトレーニングを進めていく方法です。
相談者(当事者)に反社会的行動(非行など)がある場合によく使われます。
この技法では、
- 約束事や社会的規範の遵守を習得すること
- 相談者(当事者)が自分の権利を正当に主張できるようになること
- 相談者(当事者)が自分に果たすべき義務があることを意識できるようになること
などを通して、自尊心を育てることを狙いとしてます。
この技法はオペラント条件付けの原理に基づいています。