アサーショントレーニングとは?

アサーショントレーニングウォルピが行動療法の1技法として開発したもので、主張行動を新しく学習して身につけたり発展させたりするためのトレーニングです。主張訓練法や自己主張訓練とも呼ばれています。主張行動とは「自分の考えや感情を表現しつつ、相手の感情や考えを認め、否定しせず、折り合いをつけること」をいいます。

アサーショントレーニングと認知行動療法

アサーショントレーニングと認知行動療法の併用が盛んに行われています。アサーション(主張行動)が上手くできない人は、アサーションすることに障害を生む考え方の癖があることがほとんどだからです。

アサーションについて肯定的にとらえられるようにサポートすることがアサーションすることへの意欲を向上し、そのための取り組みへの積極性を促進して結果としてアサーションスキルが向上しやすくなります。アサーションが上手くできないひとは単に「自己主張できない性格」だからというわけではありません。

話が苦手人は
  • アサーションスキルの不足
  • アサーションを妨げる信念
  • 対人不安の感覚の強さ

上記のような要素が含まれているので、そうした要素へのアプローチを取り入れることがアサーションスキルの向上にはとても有効です。

気づき・ひらめき