言ってることがコロコロ変わる人との付き合い方
- さっきまで言っていたことと言ってることが違う
- 昨日言っていた事と今日言っていることがぜんぜん違う
- 叱り方に一貫性が無い(前言っていた通りにやったのに叱られた)
- 機嫌の良い時と悪い時の態度がまったく違う
などなど・・思いつきやその時の気分で行動や態度がまったく異なる人がいます。
こういうタイプの人には「色々な事を次から次へと色々なことを思いつくので、素晴らしい考えやアイデアが生まれると前の事を忘れてしまう頭の回転が速い人」「自分のことを賢いと思っていて、最適な方法や話題を選んで提供している自分に酔っている人」が多いようです。
どちらにしても、自分の話に一貫性がないことに気づいていません。自分の意見を「はい」といって受けいてくれる人を回りに置こうとするのですが、その指示に従わなくてはならない人は徹底的に振り回されて、ストレスがドンドンたまって追い詰められてしまいます。自分の指示に従う従順な人を好むくせに、従順に従って自分の意見を言わない人を見るとイライラするなど矛盾した考えを持っている場合も少なくありません。
このタイプの人と付き合うためには、バランス感覚が重要です。自分を認め、指示に従ってくれる人が好きですから、 積極的に褒めたり、感謝したりすることは必要です。しかし、褒められたり、感謝されたり・・心地よい気分にさせてくれる人を好むのに、それだけでは物足りないと感じるので、そういう人に高い評価をしない傾向があります。
論理立てて理路整然と自分の考えを伝えられたり、提案ができる人を高く評価する傾向があるので、時折、自分なりの提案や意見を相手の立場を重んじながら論理的に伝えることが必要です。このタイプの人は自分が論理的な思考や振る舞いができない人が多いので、論理的な説明や態度に弱いのです。苦手な人は実際に話をする前に紙に書き出して整理してみましょう。
人は自分に「ない能力」や「弱い能力」を高く評価する傾向があります。ですから、自分に「ない能力」や「弱い能力」を持っているひとを重要視するのです。
つまり、このタイプの人は、
- 相手を振り回してストレスを与える < 自分を重要視して気持ちよくしてくれる人
- 自分が感情的、感覚的に意見や提案をする < 論理的に理路整然と意見や提案をしてくれる人
を高く評価して重要視するということを意識して付き合いましょう。