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弁証法的行動療法の具体的手続き3

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弁証法的行動療法とは

弁証法的行動療法(Dialectical Behavior Therapy:DBT)は、マーシャ・リネハンによってに開発された境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder:BPD)の代表的診断指標になっている自殺行動(リストカットetc)などの意図的、自己破壊的な問題行動に対て有効性の実証された認知行動療法的技法です。
注目・注意(小)DBTは自殺類似行動だけでなく、抑うつ、不安、怒り、解離など社会的適応問題に対しても効果が高い技法です。
自殺行動の再発率の減少、対人関係の改善など長期的効果があることが報告されています。

また、近年ではBPDだけでなく摂食障害、心的外傷後ストレス障害(Posttraumatic Stress Disorder:PTSD)などにも用いられることが増えています。

DBTの手続き

  1. 個人外来
  2. 集団によるスキルトレーニング
  3. 電話相談
  4. チームコンサルテーション

の4つの手続きで構成されています。

集団によるスキルトレーニング

グループ集団によるスキルトレーニングでは、良好な対人関係や自己調節などの能力を高めるために

  1. マインドフルネススキル
  2. 対人関係スキル
  3. 感情調節スキル
  4. ストレス耐性向上スキル

の4つのスキルをトレーニングします。

マインドフルネススキル

複式呼吸

呼吸法、ヨガ、瞑想など

マインドフルネススキル
 マインドフルネススキルはスキルトレーニングの中核的なスキルです。
ですからトレーニングの最初の段階で学ぶ必要があります。

マインドフルネススキルは禅で用いられる瞑想スキルを応用したものです。
DBTでは、心の状態を「合理的な心」と「感情的な心」と「賢明な心」の3つに分け考えます。

そしてスキルトレーニングを通して「賢明な心」を獲得することを目指します。「
賢明な心」というのは、「合理的な心」と「感情的な心」のどちらかに偏らず統合された心の状態をいいます。

「賢明な心」を獲得することで激しい感情に飲み込まれないようにすことを目指すのです。
マインドフルネススキルトレーニングを実施した後は、相談者の体験を支援者(カウンセラーなど)とをシェアし、相談者の心の状態を共有し、相談者と支援者がともに心の状態を確認しておくようにします。

取り組む内容としては、「呼吸法」「ボディー・スキャン」「静座瞑想」「ヨガ」、「歩行瞑想」、「食べる瞑想」、「ダーマダンス」、「日常動作をマインドフルに行う」などです。
マインドフルネススキルを獲得することで機能不全行動、自己の調節不全(不十分な自己感覚、空虚感)、行動の不全調節(衝動性、自己破壊的行動及び自殺行為)、対人関係の調整不全(混乱した人間関係、見捨てられ不安)、認知の調節不全(離人症、解離)を目指します。



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