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カウンセラーと相談者との関係3

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認知行動療法で果たすカウンセラーの役目

感情や言動についてのセルフコントロール能力を高めることで問題の軽減、解消を目指すのが認知行動療法です。
ですから、カウンセリングでの主体は相談者自身です。

ポイントカウンセリングの場で新しく覚えたこと、カウンセリングの場で考えた新しい取り組みを、実生活の中に積極的に取り入れ、実験と改善を自らが行う必要があります。カウンセラーは協力者(サポーター)でしかないのです。

ただし、カウンセラーが協力者としての果たす役割は重要です。
カウンセリングで十分な効果をあげるために、カウンセラーの果たす重要な役割について知っておきましょう。

モデルとしての役割

認知行動療法では計画的な取り組みを通して新しい経験をすることで、これまでに使ってこなかった新しい思考パターンを発見できるように練習して、問題になっている状況で、これまでより柔軟で幅のある対処ができるようになることを目指しています。

この過程でカウンセラーが具体的なモデルとして機能することが必要な場合もあります。

  • ロールプレイングなどの時に話し方、聞き方、行動、振る舞い、態度などのモデルとして観察してもらう
  • カウンセラーが出来事や問題を様々な角度から分析してみることで、物事の捉え方、考え方を取り入れてもらう
  • 問題の改善が停滞している時、問題分割の方法や技法を紹介して、具体的な対策、対処を行えるように工夫する姿勢を観察してもらう

などです。

画家

相談者がモデルにしやすいことも大切

カウンセラーが相談者にとって具体的で参考になるモデルとして接することで、相談者が新しい取り組みを受け入れ、練習しやすくなります。

しかし、カウンセラーが自分の考え方を相談者に押し付けたり、かたくなな態度をとったりしてしまうと、カウンセラーが具体的で参考になるモデルとして機能しなくなってしまいます。

カウンセラーの仕事は、相談者が考え方や行動の変化によって、どんな状態からでも問題の軽減、解決への取り組みを見つけていけると感じることができ、それを実現するために考え、行動できるようにサポートすることです。
ですから、相談者にとってより具体的で参考になるモデルとして機能することもカウンセラーの役割なのです。

また、カウンセラーはモデルとしての機能を果たすことで自分の理解の仕方を相談者に伝えるだけでなく、それに対して相談者がどのように受け止めているのかを繰り返し確認し、相互理解を深めながらカウンセリングを進めていくことが大切です。



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