イメージトレーニング

もし、お芝居で舞台に立つのならセリフを覚えたり、発声練習をしたりといった基礎訓練を繰り返し、台詞合わせやリハーサルを何度も何度も経験してから本番の試合に臨みたいと思いませんか?

反対に基礎訓練やリハーサルをせずにいきなり本番の舞台にたって、うまくいかなかったり大失敗しても当たり前だと思うでしょう。

ポイントしかし、それが「コニュニケーション」ということになると基礎練習をしたり、リハーサルを行わず、いきなり実際の状況(本番)に挑んで失敗すると、落ち込んで悩んでしまうものです。
コミュニケーションが苦手な方は、苦手であるという理由からこれまでの人生で人と接することを避けてきているものです。

それはコミュニケーションのスキルを上達させる機会を避けてきたということでもあるのです。
反対に言えば、練習不足でうまくいかないのは当たり前なのです。

コミュニケーションが上手になりたければこれまでご紹介してきた基礎的なスキルを磨いて自分のものにしてください。
思い出しながらひとつずつ丁寧に反復練習をしてください。

録音したり、鏡を見たり、動画に自分を撮影してどうしたら上手になるかを研究してください。
もちろん、次回ご説明するロールプレイング(擬似演習)をして頂いたり、磨いたスキルを本番で少しずつ使ってみるのも良いでしょう。

スキル練習を繰り返しましょう!

スキル練習を繰り返しましょう!

しかし、本番でスキルを使ってみたりすることに不安があったり、「とても人と話すなんてできない」と思う人もいるかもしれません。
また、本番でスキルを使って見る勇気があってもできればうまくやりたいと思う人も多いでしょう。

そんな人はぜひ、イメージトレーニングを行ってください。
イメージを使って設定した場面でコミュニケーショントレーニングを繰り返すのです。

イメージトレーニングの手順

  1. シチュエーションの設定
5W1Hなどを意識して設定しましょう。
    Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)How(どのように)
  2. 会話の模擬設定をして書き出しましょう。
    相手:おはようございます
    私:おはようございます お久しぶりですね
    相手:そうですねぇー 2年ぶりぐらいですか?
    と言った具合に書き出していきます。
    慣れてきたらうまくいかなかった場面を思い出すだけでも良いでしょう。
  3. イメージトレーニングを行います。
    途中でわからなくなったらそれを見て確認してやり直すと良いでしょう。
  4. 改善点を見つけて対策を練りましょう。
    「良かった点」「改善できそうな点」「改善に必要な準備はあるか?」を書き出しましょう。
  5. 必要な準備があれば準備をし、会話の模擬設定を修正してさらにイメージトレーニングを行いましょう。
  6. うまくいかなければ「なぜ機能しなったか?」を考え、改善点を見つけてさらに模擬練習を行います。

大切なのは模擬練習を通して「小さな成功体験」を積み重ねることです。
うまくいかないときに途中で放り出さないようにしましょう。

途中で放り出すと「失敗体験」として潜在意識に刻まれて、コニュニケーションに対する自信をさらになくしてしまいます。
必要なのは、疑似体験出会っても「成功体験」なのです。

せっかく模擬練習を行うのであれば、自分に「成功体験」を積ませてあげることを意識してください。

イメージ・想像

イメージ・トレーニング

イメージトレーニングのポイント

イメージをする際の基本要素は

  • 視覚
  • 聴覚
  • 身体感覚(味覚、匂い、皮膚感覚など)

があります。

1~3を順番にできる限り、詳細に丁寧にイメージしていくことが大切です。

例えば、仕事場で上司と話をしている様子をイメージしてみましょう。

  • 周りをぐるっと見回して何が見えますか?
    机、同僚、仕事の目標、時計など
  • 耳を澄まして・・・何が聞こえますか?
    電話の声、プリンターの音、外の道路の自動車が行き交う音など
  • 体に何を感じますか?
    上司の整髪剤の匂い、手の汗の感触、緊張して火照った顔など

※直接関係なさそうに思うものもできるだけ詳細に思い浮かべましょう。

2種類のイメージを使い分けましょう

アソシエートとディソシエート

アソシエートとディソシエート

記憶の思い出し方を変えるとことで、イメージが体感や感情与える影響を調整できます。

ディソシエート

体験したことを、ある画像を見るように思い出す
(遠くから映像を見ている)・・(冷静に思い出す)
主に視覚、聴覚が再現される
※感情を弱めたいときは、意識的にディソシエートしましょう。

アソシエート

体験したことを、今ここで体験しているように思い出す
(その場にいて体験する)・・・(心が揺れ動く)
視覚聴覚の他に、体感と感情がリアルによみがえる。
※感情を強めたいときは、意識的にアソシエートしましょう。

イーメージトレーニングをする時、イメージの中でも感情に圧倒されてうまく振る舞えなかったり、どうして良いかわからなくなってしまう場合や失敗続きの時はディソシエートして感情を弱めてイメージトレーニングしましょう。

反対にうまく対処できるようになってきたらアソシエーとして、うまく振る舞えたという感覚と自信を潜在意識に刻み込むようにしてみましょう。



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