三角形の同盟を作ろう

お互いの顔を見るとなかなか上手に話せない・・そんなことはありませんか?相手の顔を見ると意識してしまったり、上手に話そうとしたり、相手の表情が気になったりしてうまく話せなくなってしまうこともあるものです。

そんな時は、三角形の同盟を築きながら話してみましょう。三角形の同盟というのは、会話が一方通行にならないように、2人の間にスクリーンのようなものがあると想定して、そのイメージを共有しながら話をすることです。

親しい人間どうしなら共通の思い出があったりして、いつの間にかそのイメージを共有しているものですが関係の浅い人とではそうはいきません。スクリーンを想定して話すことで会話の圧迫感から逃れ、自由にイメージし話すことができるようになります。二人で横に座って花火を見ながら話をするといつもより深い会話ができたりするのも三角形の同盟ができているからです。

花火を見る親子

道具を使おう

「スクリーンを想定して話すなんて難しそう」と思う人もいるかもしれません。

そんな人は「メモを書きながら」「絵を書きながら」「雑誌を指差しながら」「スマートフォンを見ながら」などイメージのスクリーンの代わりになるものを用意してそこに意識を向けながら話をしてみましょう。

いつもよりずっと話がしやすいはずです。慣れてきたらそういったものがなくても相手を自分のイメージしたスクリーンに注目させながら話をすることができるようになるでしょう。