顔を触ることで伝わる心

手に乗せた顔と顔に当てた手

  1. 顔を手に乗せて頬杖をついていると退屈しているという印象を与えてしまいます。
  2. 顔に手を当てていると相手の発言や行動に興味をもって熱心に考えている印象を与えます。

自分が頬杖をついていると気づいたら人差し指をあごに当てるなど、顔に手を当てるノンバーバルに変えましょう。大切なことは自分のノンバーバルが相手の目にどう映るかを理解していることです。

手を口に当てる

  1. ショックや驚きを表します。片手で口全体を隠した場合は、その傾向がさらに強いと言えます。
  2. 会話の途中で突然現れる場合は相手との意見の相違を暗示しています。ロをぎゅっとつぐむのと似通った行為です。

鼻をかく

鼻には匂いを嗅ぐという機能がありますが、その人が何を考えているかも示してくれます。悪意を持って(だまそうとするなど)相手に接しているときは、鼻血管が収縮するので鼻が赤くなります。人はそんなとき本能的に鼻を手で隠して鼻が目立たないようにしするので、相手が鼻を手で隠しているときは注意が必要です。ただし単に鼻かゆいだけのこともあるので注意しましょう。

唇に当てた指

  1. 心の中で独り言を言っているサインです。
    口全体を隠していなくても相手が唇に指を当てているときは、心の中で独り言を言っている可能性が高いと考えられます。
  2. あれこれと忙しく考えているサインです。
  3. 他者の意見や行為に同意していないサインです。
相手の意見や行為に同意していないと受け取られることで関係が悪くなる場合があるので、このノンバーバルをしていると気づいたらすぐやめましょう。
顎を握る・さする

何かを思ったり考えたりしているサインです。賢さや思慮深さを印象づけられるノンバーバルです。やり方によっては、類杖をついているととられ「だらしない」、「退屈している」と受け取られてしまうので注意が必要です。ピンチに陥ったとき、自分を賢く、抜け目のない人間だと相手に思わせたい場合などは効果があります。

あごを握る、さする

無表情

構わないでほしい」でという意思を表しています。他人に対してバリアを作る効果があります。自分の顔から表情を消さないよう心がけましょう。