話を聞いて会話をリードしよう!
話題が豊富で言葉が流暢に出てくる人が会話をリードして会話の流れを作っていて、そういう人がコミュニケーションが上手だと思っている人は多いのではないでしょうか?
でもよく考えてみてください。もし本当にそうだとしたら、コミュニケーションが上手な人は誰と話しても話題に事欠かないほど知識が豊富だということになってしまいます。
実をいうコミュニケーションが上手な人は、スピーチやプレゼンテーションと違って話すのがうまいのではなく聞くことがうまいのです。会話の主導権を握っているのは話題を提供する側ではなく聞く側だからです。
人は上手に聞くことができる相手と話していると楽しくて気分が良いので、ツイツイたくさんのことを話してしまうものです。たくさんのことを話してくれるとたくさんの質問ができるので、さらに話題が広がっていきます。
聞き上手の人は誰と話しても話題が尽きることがないのです。
上手に質問することができると相手が提供してきた話題の中から自分が興味を持てる話題を選び出しやすくなるので、聞き上手な人はいつも自分の好きな話題を話すことができるため、どんな人とも会話を楽しめるますす。
上手に質問するということは会話をリードして会話の主導権を握るということなのです。
相手は沢山話すことができて自分の事を理解してくれたと喜んでくれますし、自分は聞きたいことを聞けるので話題に困りません。自分が興味を持てる話題にたどり着ければ、その話題についての知識や意見はたくさん持っているので、無理して話そうとしなくても上手に話せてしまうのです。会話は聞く側がどんな態度で、どんな質問をするかによって全く違ったものになることを意識しましょう。