セルフカレッジ

実践するというアクティベーションスキル

アクティベーション・スキルを実践するためには、アクティベーション・スキルの知識が必要です。しかし知識だけ得ても心の状態をフルネス・ステートを導き、維持できるようになるわけではありません。「知識を実践すること」が必要です。

知識 → 選択 → 実践の繰り返し → 学びと失敗 → 強化と習慣化」という流れが必要なのです。知識の実践と失敗、そこからの学びの繰り返しがそのアクティベーションスキルを強化し習慣化してくれるのです。今の自分の状況に合わせて知識を利用・実践できて初めてアクティベーションスキルとして機能することを意識しましょう。

アクティベーションスキルを実践するために
  • 1日の中で起こる心の状態の変化に気づけていますか?
  • どんな感情を持つことが多く、それがどんな結果(パフォーマンス)に結びついているかを知っていますか?
  • どんなアクティベーションスキルについて知っていますか?
  • どのアクティベーションスキルが現在の自分に効果的かを知っていますか?
  • どのアクティベーションスキルを向上させることが自分に必要かわかりますか?
  • 心をフルネスに導き、保つためにどんな時に、どんなことを、どれぐらいしていますか?
  • 心の状態を自分でフルネス・ステートに導き、維持することができるという実感がありますか?

心をフルネス・ステートに導き、維持するためには自分について知っていることが必要です。そのためには自分自身を観察する習慣を身につけなければなりません。

アクティベーションスキルの実践

自分自身をよく観察して自分の中で起きていることを敏感に察知していくことが、自分について深く理解することに繋がります。自分自身について深く理解できると、必要な時に必要なアクティベーションスキルを実践して心の状態をフルネス・ステートに素早く導き、維持することができるようになっていきます。

そして自分を観察し得た結果をできるだけ多くの人とシェアし、その体感や感情を人と分かち合い共有しましょう。

そうすることで、アクティベーションスキルの使い方やその効果に対するより多面的な理解が進み、より洗練された状態でアクティベーションスキルを使いこなすことができるようになっていきます。