「楽しむ」というアクティベーションスキル
楽しい感情はフルネスを維持するためには重要な感情です。
まず現状を把握するために「自分は何を楽しいと思うのか?」「取り組んでいることの中で何が楽しくないのか?」についてリストアップしてみましょう。
それができたら、次は楽しくないことが「どうしたら楽しくなるのか?」を考えてみましょう。
リストの分析
- 結果に依存している「楽しい」に×をつける
結果に依存したことを楽しいと感じることが多いことに気づくでしょう。
望んだ結果がでると誰もが楽しいと思うでしょう。
しかし、結果に依存した「楽しい」は不安定で、しかも自分でコントロールできないので、結果に依存した楽しいが多い人は、アンフルネスに陥りやすいのです。
結果に依存した「楽しい」が多い人は、結果によってフルネスになったり、アンフルネスするため結果に振り回されていることになり、結局、結果がでる確率を下げることになってしまうのです。 - 他者に依存している「楽しい」に△をつけ、自分で創れる「楽しい」に〇をつける
自分で創れる「楽しい」が意外に少なく、他者に依存している「楽しい」が多いことに気づくでしょう。
しかし、他者に依存する「楽しい」が多いとこれもアンフルネスに陥りやすいのです。
なぜなら、他者は自分の思ったようにふるまってくれるとは限らないからです。
つまり他者の気持ちや行動に自分の心の状態を振り回されることになってしまうということです。
自分で「楽しい」を創りだせるスキルを持っていることが、自分をフルネスに導き、維持するためには重要なのです。
自分で「楽しい」を創りだす
自分で「楽しい」創り出すスキルを向上させるために、「どうしたら楽しくなるか?」を考え、工夫する習慣を身につけましょう。
もちろん、どうしても楽しいと感じられないこともあるでしょう。
しかし、中には工夫次第で楽しくなることもある物です。
今楽しくないと感じていることをリストアップして、どうしたら楽しくなるかを考えて見ましょう。
始めのうちは、うまく行かないかもしれませんが、「うまく行かないから無理だ!!」と決めつけないで、「計画 → 実行 → 改善 → 実験」を繰り返していきましょう。
人に楽しみ方を聞いて参考にしてみるのも良いでしょう。
- アクティベーションスキルのない人
結果○ → 楽しい 結果× → 楽しくない
※楽しいは結果、他者に依存 - アクティベーションスキルのある人
どうしたら楽しくなるか? → 楽しい
※楽しいは自分で創る
結果や他者依存の「楽しい」ばかりだと、アンフルネスに傾くリスクが高く似ってしまいます。
楽しいは工夫次第で創りだせる。