受け取っていますか？

日本人は控えめな人が多いようです。
人から褒められた時「そんなことありませんよ」「まだまだですよ」「またまたそんなこと言って・・」と否定したり、「でも○○なとこがあるので」「それよりも○○の方が目立って・・」と、ワザワザ自分の欠点を強調して褒め言葉を帳消しにしようとする人は珍しくないはずです。

しかし「口癖が魔法をかける」でもお伝えしたように、自分の言動・意思決定に大きな影響力をもつ潜在意識は言葉の持っているイメージや感覚からの影響を受け付けやすいため、そんなことをしていると、頂いた褒め言葉のイメージがかき消されてしまうので、せっかくの自信を強化するチャンスを無駄にしてしまいます。

想像してみたください。魅力ある俳優さんやアーティストの多くは、他者から褒められた時「ありがとうございます」と言って相手の褒め言葉を受け取っています。

私のカウンセリングの経験からいっても、褒め言葉を否定したり、帳消しにする習慣を改め、人が送ってくれた褒め言葉を「受け取る」ようにすると、日に日に自信がついて、その人が本来持っている魅力が引き出されるようになることで発言や行動に変化し、恋人ができたり昇進が決まったりする人は多いものです。

褒め言葉はその人からあなたへ送られた「プレゼント」です。
受け取りを拒否してしまうと、その人は次からあなたに褒め言葉を送りにくくなってしまいます。

「ありがとう」「嬉しいです」と素直に受け取る習慣を磨きましょう。
受け取ることであなたの心は磨かれて、その褒め言葉にふさわしい人にドンドン近づいていくはずです。

そしてさらにたくさんの褒め言葉があなたに寄せられるようになるでしょう。