感情強度の変化について
通常、感情は十分に感じきるとその強度が低下していって、やがては淡い感情しか伴わないものへと変化していきます。
ポジティブな感情もネガティブな感情も同じです。
しかし、何らかの理由でピーク(100%)感じきれないと感情強度が強くなったり弱くなったりしながら継続してしまいます。
- ネガティブな感情が強すぎて恐い
- その感情を抱くことが許せない
- 思い出したくない
など様々な理由があります。
感じたくない感情を無意識の中に押し込めることで永続的に、その感情からの影響を受け続けることになってしまうのです。
無意識に押し込めた感情からの影響から解放されるために
- ポジティブな感覚を強化してネガティブな感覚に対抗できるようになる(恐怖心を弱めて感情と向き合える)
- その感情を抱くことの罪悪感を弱められる考え方を見つける
- 思い出したくない理由を明確にして解消する
などの準備をした後、その感情を感じ切れるように向き合ってみます。
思い出すたびに新しい情報をピックアップし、より鮮明にその場面を思い出し向き合います。
何度思い出しても新しい情報が出てこなくなる頃には、その記憶からの影響は弱まり、淡い思い出に変わっているはずです。
ただし、ほとんどの場合自分一人でこの記憶と向き合うことができないようです。
できれば専門家の力を借りて、過去の記憶からのネガティブな影響を弱めてください。
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