認知行動モデル
悩みの発生、維持、悪化に関係する認知、行動、感情の相互関係を表すのが認知行動モデルです。
以下の図は代表的な認知行動モデルです。
これらのモデルは、相談者の悩みの発生、維持、悪化に関係する仮説を立てていくときの雛形として活用されています。
ただし、認知行動モデルは一般的傾向をとして示したものですから、実際のカウンセリングではこれらの認知行動モデルをベースにして、悩みに関わる相談者個人固有の状況、行動、認知、感情について詳細な機能分析をしながら情報を追加し、アセスメントシートを絶えず改定し続ける必要があります。
そして、相談者が「まさに自分に起きていることだ」と感じられるアセスメントに近づけていく事が大切です。