ABC法

以前アセスメントシートをつかって環境・認知・行動・感情・体の状態が相互に関係していて、問題は、その状態がある特定の状態になることや、その継続によって起きるということをご説明しました。

ABC法の特徴

ABC法はアセスメントシートの中の体の状態や反応を省いて

A=きっかけとなる出来事
B=信念(思考)
C=結果としての気分・感情
D=結果としての行動
E=結果の関係から、自分の感情や行動がどのようになるのか

を理解していただくためのツールです。

ABC法

結果を一連の流れで理解しよう

きっかけとなる出来事・思考・感情、そこからうまれる結果としての行動、それによって生まれる結果として結末や、それから受ける影響を理解・分析することで、自分の思考や行動の癖を知り、どのような思考や行動が自分の思考や行動(パターンや癖)を産み出しているのかが分かります。

また自分の思考や行動のパターンや癖だけでなく、周りの人、尊敬する人、大好きな人の思考や行動のパターンや癖を知り、比べてみることで、なぜその人がそう考え、そう行動するのかを理解し真似することができるでしょう。

思考や行動のパターンや癖は、繰り返し真似をすることで自分のパターンや癖として定着していきます。ぜひ、分析の後は、繰り返し真似るということをしてみてください。