問題解決のための状況・行動へのアプローチ

ゴールの具体化から始よう

問題や悩み解決の原則を理解して問題を細かく分解したら、まずは自分の目指すゴールを具体化してみましょう。

具体化の手続き

自分についての評価
集中力がない、気分屋、行動力があるなど
ラベリングのきっかけになった出来事
子供の頃に良く先生に注意されたなど
具体的な出来事(トラウマ)
小学校の時に親友が、いじめっ子のいうことを聞いて僕をいじめるようになったなど具体的なゴールの設定を妨げる行動パターンを作った具体的な出来事(トラウマ)
具体的なゴールを実現するためのリソース
記憶力がいい、両親の助けがある、お金があるなどゴールを目指すために役に立つ要素
抽象的なゴール
良好な人間関係をつくるなど目指したい大きな目標(ゴール)
具体的なゴール
人を怖がらないために長所を探す練習をする、朝あった人には笑って挨拶する、出来たどうかをチェックする手帳を購入したり、毎晩鏡を見ながら笑顔のトレーニングをするして笑顔に自信をつけるなど(必要なら鏡を購入するなどもかき込みます)などより具体的で練習可能な目標(ゴール)

問題を分析し具体的なゴールを設定していきます。いつでも客観的に問題を見られるように必要な要素を書き出し外在化しておきます。

問題解決のためにゴールの具体化する

ゴールの達成

具体的なゴールを達成するための準備・行動計画を立て実際に実行します。ただし、最初のうちは計画通りに物事が運ぶことは滅多にありません。計画を立てたのにうまく行かなかった時は、その結果を受け入れて改善できるところを見つけて新たな行動計画を立てます。具体的なゴールがクリアできるまで何度もこの作業を繰り返します。

行動計画→結果→改善点→新たな行動計画

何度改善を試みてもうまくいかない場合は、具体的なゴールの設定に問題があるのかもしれません。シート全体を見直して新たに具体的なゴールを設定しなおしてみましょう。