アクティベーションスキルを身につけるためには知識が必要です。
しかし知識だけ得ても心をフルネスを導き、維持できるようになるわけではありません。知識を実践し続けることが必要です。
「知識　→　実践　→　改善と学び」を続けることでアクティベーションスキルの強化と習慣化が必要なのです。

知識の実践と失敗、そこからの改善と学びの繰り返しがアクティベーションスキルを強化し、習慣化してくれます。
今の自分の状況に合わせて知識を実践できるようになって、初めてアクティベーションスキルとして機能するようになっていきます。

アクティベーションスキルを実践ポイント

• １日の中で起こる心の状態の変化に気を配ること
• どんな感情を持つことが多く、それがどんな結果（パフォーマンス）に結びついているかを調べること
• どのアクティベーションスキルが現在の自分に効果的かについて調べること
• どのアクティベーションスキルを向上させることが今の自分に必要かを分析すること
• 現在どんな時に、どんなアクティベーションスキルを、どれぐらい使っているかを分析すること
• 実践した結果や改善点などについて、できるだけ多くの人とシェアすること

効果的にアクティベーションスキルを実践し続けるためには、現在の自分について知っていることが重要です。
そのためには自分を観察する習慣を身につけなければなりません。
自分を観察し自分の内外で起きていることを敏感に察知していくことが自分について深く理解することに繋がります。
自分自身について深く理解できると、必要な時に必要なアクティベーションスキルを実践して心の状態をフルネスに素早く導き、維持することができるようになっていきます。

結果はできるだけ多くの人とシェアし、その体感や感情を人と分かち合い共有しましょう。
そうすることで、アクティベーションスキルの使い方やその効果に対するより多面的な理解が進み、より洗練された状態でアクティベーションスキルを使いこなすことができるようになっていきます。